通気緩衝AV工法
特長
- 通気効果と緩衝効果を併せ持つ有孔通気緩衝シートの上にウレタン塗膜防水を塗り重ねた、準密着・絶縁式の複合塗膜防水工法です。
- 防水層が下地と部分密着しているため、優れた安定性と耐久性を発揮します。
- 通気緩衝層が下地の水分による圧力を逃がすので、ふくれを防止するとともに下地の挙動を緩衝し、下地クラックのゼロスパンテンションによる防水層の破断を防ぎます。
- 下地残留水分が多い改修防水に適しています。既存の押え層を撤去しなくても施工できます。
仕様
一般仕様
工法名 | 工 程 | 使用量 (kg/m2) |
備 考 | |
---|---|---|---|---|
AV-RR50CR | 1 | サラセーヌAVボンド | 0.25 | 防水層厚み平均 2.5mm |
サラセーヌAVシート または AVシートブルー |
― | |||
2 | サラセーヌAV-W | 1.2 | ||
3 | R-2000 | 2.0 | ||
4 | CRトップ | 0.2 | ||
立上り-RR20CR | 1 | PMプライマー※1 | 0.2 | 防水層厚み平均 2mm |
2 | R-2000 | 2.0 | ||
3 | CRトップ | 0.2 |
環境対応型 特化則非該当仕様
工法名 | 工 程 | 使用量 (kg/m2) |
備 考 | |
---|---|---|---|---|
AV-RR50TJ | 1 | サラセーヌRWボンド | 0.25 | 防水層厚み平均 2.5mm |
サラセーヌAVシート または AVシートブルー |
― | |||
2 | サラセーヌEZ目止め | 1.2 | ||
3 | R-2000 | 2.0 | ||
4 | TJトップ | 0.2 | ||
立上り-RR20TJ | 1 | PW-100プライマー | 0.25 | 防水層厚み平均 2mm |
2 | R-2000 | 2.0 | ||
3 | TJトップ | 0.2 |
※1:下地によりプライマーの種別および塗布量は異なります。リムスプレーカタログをご覧ください。
- R-2000(JIS A 6021ウレタンゴム系高伸長形(旧1類)及び高強度形)は、F-1000(JIS A 6021ウレタンゴム系高強度形)に変更可能です。例えば、AV-RR50TJ工法でF-1000に変更する場合、工法名はAV-FF50TJ工法となります。
- 保護仕上材のカラーバリエーション、仕上げオプション、メンテナンスについては、リムスプレーカタログをご覧ください。
- 品確法で定める新築住宅の場合、保護仕上材として超耐候性または高耐候性保護仕上材をご採用ください。例えば、AV-RR50CR工法でRMフッ素に変更する場合、工法名はAV-RR50RMF工法となります。
- 「サラセーヌ製品」の詳細は、「サラセーヌ防水カタログ」をご覧ください。