超速硬化ウレタン・ウレア樹脂系吹付けシステム リムスプレー

官公庁防水仕様

公共建築工事標準仕様書(令和4年版)

ウレタンゴム系塗膜防水工法の種別及び工程

種別 X-1(絶縁工法) X-2(密着工法)
工程 材料・工法 使用量(kg/m²) 材料・工法 使用量(kg/m²)
1 接着剤塗り
通気緩衝シート張り※1
0.3 プライマー塗り 0.2
2 ウレタンゴム系塗膜防水材塗り 3.0※4、※5 ウレタンゴム系塗膜防水材塗り
補強布張り
0.3
3 ウレタンゴム系塗膜防水材塗り ウレタンゴム系塗膜防水材塗り 2.7※4、※5
(1.7)※2
4 仕上塗料塗り※6 ウレタンゴム系塗膜防水材塗り
5 仕上塗料塗り※6

※1:接着剤以外による通気緩衝シートの張付け方法は、主材料の製造所の仕様による。
※2:立上り部は全て、種別X-2とし、工程3及び工程4のウレタンゴム系塗膜防水材の使用量を( )内とする。
※3:表中のウレタンゴム系塗膜防水材の使用量は、硬化物比重が1.0である材料の場合を示しており、硬化物比重がこれ以外の場合は、所定の塗膜厚を確保するように使用量を換算する。
※4:ウレタンゴム系塗膜防水材塗りは、2回以上に分割して塗り付ける。
※5:ウレタンゴム系塗膜防水材塗りの1工程当たりの使用量は、平場は2.5kg/m²、立上りは1.5kg/m²を上限とする。
※6:仕上塗料の種類及び使用量は、特記による。特記がなければ、使用量は主材料の製造所の仕様による。

建築工事監理指針(令和4年版)抜粋

国土交通省建築工事監理指針(令和4年版)には以下の記載があるため、JIS A 6021ウレタンゴム系高強度形認証製品のR-2000は、協議によって承認されれば、補強用クロスを省略することが可能となります。

建築工事監理指針(令和4年版)上巻945ページ

9章 防水工事 8節「標仕」以外の工法
9. 8. 2 塗膜防水「標仕」以外の工法

  • (1)超速硬化ウレタンゴム系塗膜防水<抜粋>
    • (ウ)この工法のうち、JIS A 6021に規定するウレタンゴム系高強度形を用いたものについては、実績も多く、次のような特徴がある(図9.8.1及び図9.8.2参照)。
      • (a)密着工法では、補強布を使用しない。
      • (b)所定量のウレタン防水材を、一工程で吹き付ける。

公共建築改修工事標準仕様書(令和4年版)

ウレタンゴム系高強度形塗膜防水の種別及び工程

種別 X-1H(絶縁工法) X-2H(密着工法)
工程 材料・工法 使用量(kg/m²) 材料・工法 使用量(kg/m²)
1 接着剤塗り
通気緩衝シート張り※1
0.3 プライマー塗り 0.2
2 ウレタンゴム系
高強度形塗膜防水材吹付け※5
3.0※3 ウレタンゴム系
高強度形塗膜防水材吹付け※5
3.0※3
(2.0)※4
3 仕上塗料塗り※6 仕上塗料塗り※6

※1:接着剤以外による通気緩衝シートの張付け方法は、主材料の製造所の仕様による。
※2:L4X工法で既存防水層の表面に層間接着用プライマーを塗布した場合は、工程1を省略する。
※3:表中のウレタンゴム系防水材の使用量は、硬化物比重が1.0である材料の場合を示しており、硬化物比重がこれ以外の場合は、所定の塗膜厚を確保するように使用量を換算する。
※4:立上り部は全て、種別X-2Hとし、工程2のウレタンゴム系塗膜防水材の使用量塗は( )内とする。
※5:吹付け作業が困難な部位の工法は、主材料の製造所の仕様による。
※6:仕上塗料の種類及び使用量は、特記による。特記がなければ、使用量は主材料の製造所の仕様による。

防水改修工法種類

改修工法
(表3.1.1)※1
既存防水工法 既存保護層および
防水層の撤去・非撤去
新規防水工法の種別
P0X工法 P:
保護アスファルト防水工法
0:
保護層および防水層非撤去
X:
ウレタンゴム系塗膜防水工法、X-1H工法、X-1工法
L4X工法 L:
ウレタンゴム系塗膜防水工法
4:
露出防水層非撤去
X:
ウレタンゴム系塗膜防水工法、X-2H工法※2、X-2工法※2
  1. 工法名の区分
  2. L4X工法で既存防水層の表面に層間接着用プライマーを塗布した場合は、X-2工法の工程1を省略する。
  • 工法の詳細
  • 製品情報(防水材・保護仕上材・プライマーほか)
  • 製品取り扱い上のご注意
  • 施工上のご注意

など、詳しくは総合カタログをご参照ください。